100 Happy Challenges

普通の毎日をちょっと楽しくするための挑戦

Challenge1 とことんサボる時間を作る

私は、天気が悪いと、低気圧の影響でなんとなく体調も悪くなり、気分までも落ち込んでしまう傾向があります。

それなのに、そんな日に限って、数日前に終わらせたはずの仕事の中にミスがあったことが発覚したり、苦手な仕事ばかりをお願いされたり、ついには、元彼の「婚約しました!」というFacebookステータスを見つけてしまったりするから不思議なものです。

そうなると、午後の3時頃には「今日の仕事が終わったら、何をしよう」「今週の金曜日はどうやって過ごそう」なんてことばかりで頭がいっぱいになってしまい、仕事も手につきません。

こんな時、いつも頭に浮かぶ映画のワンシーンがあります。それは、映画「Legally Blonde(邦題:キューティー・ブロンド)」で主人公のエルが、プロポーズを期待していた矢先に恋人のワーナーに振られた翌日、一面ピンクの部屋で、泣きはらした顔に化粧もせず、うつろな目でチョコレートを口に運ぶシーンです。恋愛系の映画を見ながら、ボックスを確認することもなく手に触れたチョコレートを口に運ぶ姿はとても印象的で、私にとって「アメリカ人の女の子の最悪な日の過ごし方」の典型的なイメージになっています。

その影響もあって、仕事も、趣味も、付き合いも、全てを一旦休止したいような気持ちになると、決まって自分の部屋に閉じこもって、ワーナーに振られた翌日のエルのような1日を過ごしたくなります。

エルの着ていた可愛いガウンの代わりに、しまむらのフリースパジャマを着て、あまり難しくない映画やドラマに没頭します。お供は、チョコレートではなく、白ワインです。

フランス女性の魅力の秘密を書いた「セクシーに生きる」の中で著者のジェイミー・キャット・キャランは、「フランス人はもちろんワインやシャンパンを飲みますが、ふつうは食べ物と一緒に、そしてかならず誰かと一緒に飲みます。」と語っています。

フランス人のカッコよく、知的にワインを嗜む姿にはとても憧れます。でも、私は日本人ですから!一人で、心ゆくまでワインを飲み続けたい日もあります。

実は、アメリカでも、仕事から帰宅した女性が家に着くなり冷蔵庫を開けてビールを一口、なんて描写はあまり見かけません。お洒落なバーで、一人でグラスを傾けるシーンはいくらでも思い浮かぶのですが…。それに比べて、日本では、CMでさえ、女子が嬉しそうに缶ビールを開ける姿が映し出されます。もしかすると、女子が一人で家で晩酌なんていう文化は、日本独特のものかもしれません。

おつまみは、ブリーやカマンベールなどの柔らかいチーズを切って、海苔で巻きます。この、欧州と日本のハイブリッドスタイルは、本当におすすめです。白ワインが驚くほど進みますので、どうぞお試しあれ!

松嶋菜々子主演のやまとなでしこのDVDを流して、主人公の櫻子と一緒に一喜一憂しながら、白ワインを飲み続け、号泣しながら、チーズと海苔を口に運ぶと、最終回を見終わる頃には、心の中の毒素がすっかり抜けて、不思議と疲れが取れているような気がします。

お酒もだいぶ回って、眠たくなったら、そのまま寝てしまうのがポイント!1日くらい歯磨きを忘れたって、いいじゃないですか。次の日くらい、顔を腫らせてブサイクになっててもいいじゃないですか。

ちゃんとすることをサボるって、意外に勇気が必要だと思います。でも、色んなことをとことんサボってみると、また次の日から頑張れたりするんですよね。そして、ほんの少しだけ「幸せだな〜」なんて気持ちに浸れたりするんですよね。